イオンモール高の原に入っている映画館、ずっと奈良の映画館だと思っていたんだけど、住所を調べたら京都府木津川市になっていて混乱した。

高の原駅から歩いて行くし、駅もバスターミナルもイオンの正面玄関も奈良県側。周りの住宅地も奈良っぽいし、奈良市民の生活圏という感じがする。なのに住所は京都。映画を見に行って「今日は京都に来た」と思う人はほとんどいないだろう。

調べてみると、あのあたりは京都府と奈良県の府県境が建物の中を通っていて、イオンモール自体が両方にまたがっているらしい。入口の位置で住所が決まるとか、施設の場所によって行政の担当が違うとか、駐車場の出入口も府県をまたいでいるとか、知れば知るほどややこしい。

映画館のあるあたりは南側だから、立地としてはほぼ奈良県側に見える。でも行政手続きや許可は京都府、税金は奈良県、みたいな話もあるらしく、建物の中で府県の境目を意識する場面があるのかもしれない。

そもそも高の原という場所自体が、奈良県の平城地区と京都府の相楽地区にまたがるニュータウンとしてできたものだそうで、最初から「奈良なのか京都なのか」が混ざっている。だから、あの映画館を京都と呼ぶのが間違いというわけではないんだけど、体感としては完全に奈良なんだよな。

昔は奈良の友楽で映画を見ていたけど、閉館してからは高の原の映画館に行くことが増えた。まさかその映画館が、府県境の上でこんなに所属を問われる存在だったとは知らなかった。

結局、京都か奈良かわからん映画館。とりあえず映画を見るだけなら、どちらでもいいんだけど。