ハードモードでゲームをクリアしたことがあるか?

ふと思った。昔はゲームを買ったら、とりあえず一番難しいモードを選ぶのが正しい遊び方だと思っていた。ハードが選べるならハード、ルナティックが解禁されたらルナティック。イージーを選ぶのは負け、みたいな空気もあった気がする。

実際にクリアできたものを思い出すと、そこまで多くない。シューティングなら東方のハードやルナティック、虫姫さま。パネルでポンのVERY HARDをノーコンティニューでクリアしたのは、今でもちょっと誇っていい気がする。Celesteも8-Bまでは自力で行った。8-C以降は許してほしい。

アクションだと、初代デビル メイ クライのDante Must Dieをクリアしたときは、もう二度と3Dアクションの高難度には手を出さないと誓った。もちろん守られなかった。SEKIROを苦難で何周かしたし、エルデンリングもレベルを縛って周回した。こういうのは苦しいのに、終わるとまたやりたくなる。

地球防衛軍のインフェルノも友達と遊んだ。低難度では俺TUEEEできるのに、インフェルノになると敵の出現位置や武器選び、役割分担まで考える必要があって、別のゲームになる。単に敵の体力が増えるだけのハードモードより、こういう難易度の上がり方のほうが好きだ。

一方で、ハードにすると敵が硬くなって戦闘時間が伸びるだけ、というゲームも多い。初見はノーマルで遊び、クリア後にハードを試すこともあるけど、中盤で飽きてやめることが多い。最近はリトライ地点が近くてロードも速いので、最高難度でも昔よりは挑戦しやすいとは思う。それでも反射神経は確実に衰えている。昔なら普通に避けていた攻撃に当たる。

FEは一周目ノーマル、二周目ハードクラシックくらいが自分にはちょうどいい。初見ルナティックを攻略情報を見ながら何度もリセットしてクリアする人は、もう別の生き物だと思う。P5RやP3Rの最高難度も、敵も味方も極端すぎて、ひとつ下のほうが難しいんじゃないかという話が出るのもわかる。

最近はイージーを選ぶことにも抵抗がなくなった。人生がすでにハードモードなので、ゲームまで難しくする必要はない。A Short Hikeみたいな、ゆっくり歩いて景色を見るゲームをやりたい日もある。

結局、ハードモードをクリアしたことはある。ただ、ハードを選ぶこと自体が目的になるとしんどい。自分がそのゲームをもっと味わいたいと思ったときに、ちょっと歯ごたえを足すくらいが一番楽しいのかもしれない。