何歳で死ぬ予定か、と聞かれても、そんなもの決められない。明日事故に遭うかもしれないし、予定をとっくに過ぎても生きているかもしれない。理想を言えば、頭と足が動き、誰かの世話にならずに済むうちに、眠るようにぽっくり逝きたい。七十代、八十代、長くても九十くらい。けれど家族を見送るまでは、子どもが自立するまでは、と考えると簡単ではない。長生きしたい気持ちも、未来の技術を見たい気持ちもある。老後資金は百歳まで生きるつもりで準備し、早く死んだら残った分を誰かに渡せばいい。結局、寿命は予定表ではなく、今日をどう使うかの問題なのだろう。死ぬまで生きる。
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